手首・ウエスト・足首を太くする方法

手首やウエスト、足首といった部分は「細くしたい!」と考える人の方が圧倒的に多いでしょう。

しかし人の悩みにも色々で、手首やウエスト、足首を逆に太くしたいという相談を受けることも少なくありません。

そこで今回はこれらの部位を太くする方法について考えてみたいと思います。

手首・足首は筋肉で太くならない

鍛え上げられて引きしまったスポーツ選手やボディビルダーをよく見ると分かりますが、二の腕や太ももと違って手首や足首のような関節の部分は鍛えても太くなるようなものではありません。

筋肉は簡単に言うと関節と関節の間で伸び縮みして働くものなので、関節そのものの上にどんなに太くて強い筋肉が存在していても役に立たないのです。

だから一生懸命体を鍛えたところで、人間の体は体はわざわざそんな場所に筋肉をつけたりはしません。
(正確には関節部分にも筋肉の末端が通ってはいますが、鍛えても太くなる割合はごくわずかです)

筋肉は主に関節の間で肥大するので、鍛えても手首や足首の太さはほとんど変わりません

それなら手首や足首の太さがなぜ人によって違うのかというと、これは遺伝的な主に骨格の違いによるものと言っていいでしょう。

成長期の体なら将来的に少しは太くなる可能性もありますが、トレーニングによって見た目で分かるほど太さを変えるのはほぼ無理だと思います。

ウエストは主に体脂肪で太くなる

ウエストを太くするのは比較的簡単。
お腹周りに脂肪を付ければ太くする事が出来ます・・・とは言ってもこんな方法で太くしたいという人は少ないとは思いますが(笑)。

それなら筋肉を鍛えて・・・と思うかもしれませんが、実はウエストも筋力トレーニングで太くするのが極めて難しい部位の一つです。

ウエストはトレーニングで太くなりにくい

腹筋や背筋をガンガン鍛えていけば少しは太くなりますが、やはり腕や脚のように大幅な筋肥大は起こりません。

太くしても無意味

そもそも手首やウエスト、足首などを太くしたいという希望を持つ人はほとんどの場合痩せ型の体型です。

そして、「特に細さの目立つ部分が気になる」というのが悩みの中心にあるようです。

しかし、よく考えてみて下さい。

筋肉が十分に(必要以上に?)発達していて、たくましい外見を持ったスポーツ選手やボディビルダーのようなアスリートでさえ、手首や足首、ウエストは太くないのです。

だから外見上の問題を解決するために手首や足首を太くしても、たくましく見える体になることはないでしょう。

逆に他の部分をしっかり鍛えて筋肉を太くすれば、手首や足首、ウエストの細さは体型にメリハリを付ける大きな長所となって、たくましい体をアピールするために役立つはずです。

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