筋トレとバストアップの関係
筋力トレーニングには筋力を付けたり筋肉を太くするというだけでなく、体型を改善するという効果もあります。
そしてダイエットを行っている人は、バストアップのために筋トレを応用したいと考える場合もあるでしょう。
というわけで今回は、筋トレとバストアップ効果の関係についてまとめてみることにします。
胸の組織の構造を確認
「筋トレがどのようにバストアップにつながるのか?」
ということををよく理解するために、まず人体の構造を確認しておきましょう。
ごく簡単に表すと、胸の部分の組織は一番深いところから順番に骨(骨格)、筋肉、皮下脂肪を含む乳房、そして皮膚(表皮)という構造になっています。
男性と女性では乳房の大きさにかなりの差がありますが、基本的な構造は同じです。
筋トレのバストアップ効果
そして筋力トレーニングを行うと、骨にくっついている筋肉が強くなり、胸の組織を支える力もアップします。
これによって胸の組織が全体的に垂れにくく、たるみにくくなるというわけです。
特に男性の場合は皮下脂肪が薄いので、筋力トレーニングを行う前と後だけを比べてみても、筋肉の状態が変化しているのが分かったりします。
女性の場合は男性と比較すると乳房が大きく脂肪の層も厚いので、すぐに効果を実感するのは難しいかも知れません。
それでもバストアップのためには、胸の「土台」となる筋肉を鍛えておくことが重要です。
ただし、筋トレの直接的な効果があるのはあくまでも筋肉だけです。
乳房の形を改善できるわけではないので、その点は理解しておきましょう。
乳房が大きくなるわけではない
既に書いた通り、筋力トレーニングで鍛えられるのは筋肉で、脂肪ではありません。
だからバストアップを「乳房そのものを大きくすること」と考えるのであれば、筋トレはバストアップに全く結びつかないということになります。
効果的な筋トレ種目は?
胸の筋肉を鍛えるのに効果的なのは、大胸筋を使う筋力トレーニング種目です。
最も手軽なものとしては、器具を使わない方法ならプッシュアップ(腕立て伏せ)があります。
他にはダンベルを使ったダンベルプレスなどでも、胸の筋肉をメインに鍛えることができます。
引き締め効果によるバストアップを狙うだけなら特に重い重量を扱う必要はありませんので、ほどよい疲労を感じるくらいの範囲で運動メニューに組み入れてみて下さい。
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