ダンベルの重さを調整する裏技

可変式ダンベルは、負荷を簡単に調整できるので、とても便利です。

特に自宅で筋トレをする場合は、スポーツジムのように重さの違うダンベルを何本も置くのが難しいので、ほぼ必須のアイテムと言えるでしょう。

今回は常識にとらわれない(?)可変式ダンベルの活用法をご紹介したいと思います。

可変式ダンベル

左右非対称の重量設定

ダンベルにウェイトをセットする場合は、左右対称の重さにするのが普通です。
その方が持ちやすいし当たり前だと、普通は思うでしょう。

しかし、場合によっては左右非対称でも大丈夫なこともあるんです。

ちなみに、左右非対称というのは、右手と左手で重さを変えるということではありません。一つのダンベルの、右側と左側で重さを変えるということです。

「何のためにそんなことするの?」
と思うでしょうか?

でも、ちゃんと意味はあります。
可変式ダンベルにセットするプレートは、一番小さくてもでも1.25kgくらいのものが普通です。

つまり、それを両側にセットするとなると、2.5kg単位でしか重さを調節できないということになります。

しかし、これを片側だけにセットすれば・・・1.25kg単位で微調整が可能というわけです。

「そんなことしたら持ちにくいんじゃないの?」
と思うかも知れませんが、意外とそうでもありません。

ダンベルの重さが10kgを超えると、左右で1.25kgくらいの重量差は問題にならないことも多いのです。

また、プルオーバーやトライセプスエクステンションのような種目ではダンベルを縦に持つので、そもそも重さが左右対称である必要がありません。

グリップで重心を調整

実際にダンベルの重さを左右非対称にしてみて、バランスが取りにくいとか、持ちにくいという場合は、グリップ位置を変えて調節する方法もあります。

下の図を見てください。

可変式ダンベルの重心

重さが左右対称なら、ダンベルのグリップは真ん中を持つのが普通です。

でも、重さが左右非対称になっている場合は、より重いウェイトがセットしてある方にグリップを移動すればOK。

ダンベルの重心がちょうど握っている部分に来て、ほぼ左右対称のダンベルと同じように使うことができます。

けっこう便利なので、ウェイトの微調整が必要という場合に試してみてください。

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