超回復の効果は何日続く?
筋力トレーニングでは、超回復の繰り返しによって筋肉を鍛えていきます。
筋肉が超回復を起こして強くなっているうちにまた次の筋トレを行うことで、どんどん筋力がアップしたり筋肉が太くなったりするわけです。
そうすると、予定通りの日にトレーニングを行えなかった時などは、「超回復の効果は、何日くらい続くの?」ということが気になってくるのではないでしょうか。
今回は、超回復の効果が持続する日数について考えてみたいと思います。
一般的な範囲は?
超回復の解説図では疲労と回復の関係を以下のような曲線で表していることが多いと思います。
この図だけを見ると、少しでもタイミングを逃すと筋トレの効果が失われてしまうように見えて、焦りを感じるのかも知れません。
しかし、安心してください。
これはあくまでも超回復という現象を限られたスペースで表すための図であって、実際にはこんなに短期間で筋肉が元に戻ることはありません。
例えば週に1回(1日)だけ腕立て伏せをを行って、残りの6日を休んだとしても、腕立て伏せの回数や筋力が全く成長しないということは無いでしょう。
超回復によって筋肉が成長した状態が長く続いているからこそ、長期的に能力が上がっていくのです。
一般的に言えば、トレーニング日が2日や3日ズレたからといって、筋トレの効果が大きく低下することはまずありません。
超回復の持続期間の個人差
ただし、そもそも筋トレをする上で適切な休養期間が人によって大きく違う以上、超回復が続く日数も違ってくるということは忘れないで下さい。
例えば週3回の筋トレがベストな人と週1回がベストの人では、トレーニングの内容も超回復が起こるまでの日数も大きく違います。
そうなれば当然、その効果が持続する期間も異なるはずだと考えられます。
研究所長の経験から言えば、
・2~3日おきくらいに筋トレしている人は、普段の休養プラス2~3日の休み
・1週間おきくらいに筋トレしている人は、普段の休養プラス3~4日の休み
くらいが、超回復の効果を実感できる許容範囲ではないかと思います。
ただし、最適な休養日数で筋トレ出来れば、超回復のベストタイミングを捕まえることができるわけですから、トレーニングの効率が高くなることは間違いありません。
誰よりも早く効果を上げたい!という人は、きちんとトレーニング記録をつけて自分自身に最適な休養日数を把握し、それに合わせた予定を組んでいくのが理想ということです。
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