セット間休憩を取らない筋トレ方法
時間に追われる現代社会で暮らしていると、
「仕事や勉強に時間が取られて筋力トレーニングの時間が確保できない・・・」
という場合も多いと思います。
また、普段はきちんと筋力トレーニングのために時間を確保出来ていても、
「急な残業でトレーニング時間を短縮せざるを得ない・・・」
というような緊急事態も起こり得るでしょう。
そんな時にはセット間の休憩を取らない筋トレ方法を採用することで、筋トレ時間を大きく短縮する事が可能です。
セット間休憩を取らない筋トレ方法とは
筋力トレーニングを行う場合、1セット行うごとに最低1分くらいのインターバル(休憩時間)を取るのが普通です。
全体の流れを表すと、以下のようになるでしょう。
これに対して、セット間の休憩を取らない方法では、種目と種目の間の休憩は取るものの、同じ種目のセットとセットの間の休憩を0にします。
ただし、1セット目で全力を出し切っているのに休憩なしでそのまま2セット目を行えば、とても動作を続けることは出来ないのが当たり前。
そこで、休憩しなくても2セット目、3セット目を行えるように、扱う重量を大きく減らすという方法を取ります。
例えば、普通なら
1セット目:100kg
–休憩–
2セット目:90kg
–休憩–
3セット目:80kg
としているところを、
1セット目:100kg
↓(休憩なし)
2セット目:70kg
↓(休憩なし)
3セット目:50kg
というような感じに変更して、3セットを「重さを変えながらの1セット」のように行うということです。
この方法で筋力トレーニングを行うと、全体の運動量は低下するものの、短い時間で筋肉に大きな刺激を与えることができ、効率の良いトレーニングが可能になります。
「筋トレメニュー(SATOさん)」でご紹介したSATOさんが見事な体を作り上げた実績からも、その効果には大いに期待できると言えるでしょう。
研究所長も一時期この筋トレ方法を採用していましたが、トレーニング時間を約2/3に減らしても、ほぼ通常の筋トレ方法と変わらない効果を実感することができました^^
休憩ゼロの筋トレを行う場合の注意
セット間の休憩を取らないで行う筋トレは、基本的に上級者向けの方法です。
初心者が無理に行うとフォームが崩れたり、キツイばかりで効果がイマイチだったりする可能性もあります。
また、セットの途中で重量を変化させるので、例えばウェイトをセットするのに時間のかかるバーベル・スクワットのような種目にそのまま応用するのは無理でしょう。
このような場合は急いでプレートを付け替えるという危険を冒すよりも、安全に行える範囲で休憩時間を短くする方が良いと思います。
例えば「休憩時間は30秒まで」というように決めれば、普通の状態よりも短時間で筋肉に高い負荷を高くできることになります。
(管理人へのご連絡は不要です)